岐阜県の観光名所といえば、高山市の古い町並みは外せませんよね。
しかし、名古屋中心地から1時間足らずで行ける「うだつの上がる町並み」もおすすめです。
高山市に比べると規模は小さいですが、ゆったりと散歩するには最高のスポットですよ。
古い町並みを体験したい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
うだつの上がる街並みとは?
うだつの上がる町並みは、岐阜県美濃市美濃町にある町並み保存地区です。
屋根に防火と装飾を兼ねた卯建(うだつ)があるため、そのように呼ばれています。
うだつの上がる町並みは江戸時代初期から町が作られ、美濃和紙で繁栄しました。
そのため、いまも美濃和紙に関するショップが多く立ち並んでいます。
重要文化財に指定されている建物ものもあって、歴史を感じられる素敵な町ですよ。
場所
駐車場は「観光ふれあい広場駐車場」が停めやすい
うだつの上がる町並みには、中心部に複数の駐車場がありますが、どこも駐車台数が限られています。
ぐるぐるまわって空いている駐車場を探すのは時間がもったいないですよね。
そこで、おすすめの駐車場は「観光ふれあい広場駐車」です。
69台も停められます。
お店・散策の楽しみ方
うだつの上がる町並みには、飲食店・雑貨店・カフェなどたくさんの店があります。
滞在時間は過ごし方にもよりますが、ゆっくり歩いて2~3時間といったところかと思います。
ワークショップを体験したら、もっとゆっくりできます。
ただし、多くの店は16:00で閉まるので注意が必要です。
できれば午前中に行って、食事を楽しみながら過ごせるといいですね。
うだつの上がる街を散策
町並みと夏の空とのコントラストがとてもきれいでした。
ゆっくりと練り歩きます。
静かに時間が流れるような感覚がとても心地よかったです。
人気のカフェ「HAPPA STAND」は、ラテやお茶、和菓子を頂けます。
美濃和紙関連のギフトや、ワークショップを楽しめる店もあります。
シェアオフィスがありました。
素敵な門構えです。
アートを楽しむ
町のところどころにあるアートを探すのも楽しみの一つです。
空き缶でつくった風鈴、迫力満点のだるまの絵、美濃和紙で作ったランプなど。
こちらは、うだつ招き猫と呼ばれ、町の四隅に設置されています。
四体にはそれぞれ「青龍・朱雀・白虎・玄武」が描かれており、触れるとご利益があるのだとか。
記念に親子で猫ポーズを決めてパシャリ。
美濃和紙のランプは温かみがあって、やわらかい灯りがやさしくあたりを照らします。
ガチャガチャで大当たり
ガチャガチャが設置されているお店がありました。
子どもたちは、
「やりたい!」
とテンションMAXに…
せっかくなので、やらせてあげました。
出てきたのがこちら。
プラスチックのおもちゃが出てくると思ったら、店で販売している工芸品が出てびっくりしました。
右の黄金の牛は店の人いわく、1体しか入っていない大当たりだそうで…
せっかくなので、どちらも玄関に飾っています。
ご利益があるといいな〜。
Cafe香で休憩
すごく暑かったので、Cafe香にお邪魔しました。
こちらは蔵の中にあるカフェで、外観からは想像できないような素敵な空間が広がっています。
蔵に入ると、カフェ・ギャラリー・ホテルが軒を連ねています。
こちらがCafe香の入口です。
ギャラリーと一緒の空間になっています。
店内にはカウンター3席と、スツールが8脚ありました。
アイスコーヒーとレモネード(炭酸)を注文。
子どもたちはオレンジジュースを。
どれも、とてもおいしかったです。
同じ空間で雑貨やアクセサリーを販売していました。
個性的なものが多くて楽しめますよ。
静かで開放的な店内は心がとても落ち着きます。
さいごに:心が温まる旅になりました
うだつの上がる町並みは、高山のように大きい町ではありません。
2時間もあれば十分にまわってしまうくらいの大きさです。
しかし、観光名所のように混雑しないですし、いろんな意味でちょうどいいと感じます。
人の数、店の数、規模感。
すべてがちょうどよく、心地いい
そんなふうに感じた旅でした。
ぜひ遊びに行ってみてくださいね。いろんな発見があって楽しいですよ。
繰り返しますが16:00で閉店する店が多いので、行くなら早い時間帯をおすすめします。