太宰治・小津安二郎が愛したBAR・Lupin Ginzaへ

BAR ルパン
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ノーリー
・観光地、飲食店の魅力を余すことなく伝えるブロガー
・ホテル滞在は年間50泊以上
・旅行に最適なグッズを探すのが趣味

太宰治をはじめ、著名な文豪たちが愛したBAR・Lupin(バー・ルパン)に行ってきました。

ルパンは1928年(昭和3年)に創業した歴史の長いBARです。

場所は銀座の中心地。

 

ドレスコードはスーツで、タバコをやりながら一杯飲む…

行くまではそんなイメージでしたが、真逆でした。

店内はレトロで由緒正しい趣を感じるBARなのですが、堅苦しい雰囲気はまったくないんですよ。

1人で行ったのですが、肩の力を抜いてリラックスできました。

目次

基本データ

営業日 火曜〜土曜日
営業時間 17:00~23:30(LO:23:00)
住所 東京都中央区銀座五丁目5番11号 塚本不動産ビル地階
タバコ 禁煙
お店HP http://www.lupin.co.jp

月によって営業日が異なる場合があります。

くわしくはお店のホームページで確認してください。

 

ドレスコード

今回、僕はスーツで行きましたが、他のお客さんで私服の方も多数いらっしゃいました。

スーツでなくても問題ないと思います。

ジーンズにTシャツのお客さんも、店員さんと談笑していましたよ。

ただし、できれば砕けすぎない服装がベストですね。

なにせ銀座の由緒正しきBARですから…

 

チャージ

チャージ料金として800円(税抜)がかかります。

 

禁煙

昔は店内でタバコを吸えたようなのですが、いまは店内禁煙になっています。

 

外観

バー・ルパン

煌びやかな通りから一本裏道に入った場所にルパンはあります。

 

バー・ルパン 外観

外から見ると、入りにくい雰囲気です(笑)

ちょっと勇気を出して扉を開けます。

店内のようす

バー・ルパン 内観

扉を開けると地下に続く階段があります。

 

バー・ルパン

階段の途中で、貴重な資料が飾られていました。

そこには、ルパンで太宰治が足を組んでくつろぎながら椅子に座る有名な写真も展示されています。

 

バー・ルパン 店内

階段を曲がると店内が見えてきます。

レトロな雰囲気がたまりません。

最近では、わざとレトロな雰囲気を作る新しいお店もありますが、ルパンは違います。

リアルに「レトロ」なのです。

 

バー・ルパン

バーテンダーに案内され、カウンターに腰掛けます。

内装はどこを見ても味わい深く、本当に昭和にタイムスリップしたかのようです。

 

僕が好きな女優「月岡夢路」がママになって映画で登場しそうな雰囲気があります。

勝手な妄想に過ぎませんが(笑)

 

バー・ルパン モスコミュール

一杯目はモスコミュールを。

ルパンでイチオシのお酒のようで、迷うことなく決めました。

味は…

スッキリとした味わいで、疲れが飛ぶようなフレッシュな感覚が全身を駆け巡ります。

小難しい表現はさておき…

おいしい!

ちなみに、お通しにきゅうりが出ます。

さっぱりとしていて、モスコミュールと相性がよく、美味しく頂きました。

 

小津安二郎も来ていた…?

どうやら映画監督の小津安二郎も、ルパンに来ていたようです。

酔って朝までお店にいた記録も残っているようで、よほど居心地が良かったのでしょう。

いまから80年以上も前の話ですが、僕は小津監督が好きなこともあり、思いを馳せながらお酒を飲むことができました。

小津監督は大の酒好きで、朝から飲んで撮影に挑むこともしばしばあったのだとか。

ルパンでも、かなり飲んだことでしょう。

 

まとめ:ぜひ一度行ってみてほしいBARです

ルパンに行ってみて、お客さんの年齢層が幅広いと感じました。

僕が行ったときは、60歳くらいの男性と若い女性グループがいました。

しばらく飲んでいると、あとからお年を召した方や、若い方もたくさんいらっしゃいましたよ。

年齢に関係なく惹きつける魅力がルパンにはあるのでしょうね。

 

ぜひ一度足を運んで、昭和の時代、著名人に思いを馳せながら飲む体験をしてみてください。

もちろん、仲間と行って飲むのも楽しいですよ。

BAR ルパン

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