七夕まつりといえば…
仙台や平塚が有名ですが、一宮七夕まつりも負けていません。
七夕飾りは圧巻で、ふだんとは違う表情を見せる真清田神社では、心が清々しくなるような気がします。
本記事では、そんな一宮七夕まつりについて紹介します。
一宮七夕まつりはどんな祭り?
一宮七夕まつりの正式名称は「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」です。
昭和31年に繊維産業の発展を願って始まりました。
大きく華やかな七夕飾りは一宮七夕まつりの醍醐味といえます。
なぜ、織物に感謝?
「おりもの感謝祭」ということで不思議に思う方がいるかもしれません。
じつは、一宮市は繊維で栄えた街なんですよ。
木曽川の水が繊維をやわらかく仕立てるのに最適だそうで、昔から繊維業が栄えてきたんです。
ちなみに、尾張西部から岐阜県西濃にかけて「尾州」と呼ばれ、世界三大織物産地とも言われるくらい有名なんです。
やわらかく上質な繊維は、世界的に有名なブランドの服に採用されているというから驚きます。
一宮市の発展を支え続けている繊維に感謝するのが、この七夕まつりの原点ともいえそうですね。
いつ開催する?
一宮七夕まつりは、7月末に4日間にわたり開催されます。
七夕まつりだからといって、7月7日に開催されるわけではありません。
一宮七夕まつりの楽しみかた
一宮七夕まつりのたのしみ方は、屋台だけではありません。
パレードや盆踊り、ダンスコンテストなどイベントが盛りだくさんあります。
開催の年によってイベントの内容は違いますが、子どもから大人まで楽しめるイベントは、めいっぱい楽しめますよ。
七夕飾り
駅構内から七夕飾りが吊るしてあります。
本町商店街の入り口付近の七夕飾りです。
一点づつデザインが違っていて、華やかなデザインが目を引きます。
近くで見ると迫力がありますよ。
風情がありますよね。
風に揺られているところを眺めていると、気持ち涼しくなるような気がします。
真澄田神社に参拝
本町商店街を抜けて真清田神社で参拝します。
ふだんはとても静かですが、この日ばかりは多くの人で賑わいます。
境内では屋台がたくさん立ち並んでいますよ。
しばらく眺めていたいほど、きれいです。
食べる・飲む
暑いときは冷たいものが最高においしいですよね。
まつり開催中は屋台だけでなく、たくさんのお店が軒先でフードやドリンクを提供します。
本格的なかき氷にたくさんの人が並んでいました。
真清田神社の境内にあった屋台のかき氷をチョイス。
ふわふわで濃厚なストロベリーがたまりません。
駅前にある尾州ビレッジでも、軒先でフード・ドリンクを提供しています。
食べ歩きは、祭りならではの楽しみ方ですよね。
それにしてもチョコバナナは要注意です。
すぐに溶けて手がベトベトになりました。
屋台でゲーム
せっかくの祭りですから、ゲームは外せませんよね。
大人も童心にかえって楽しみましょう!
女の子が大好きな宝石すくい。
オヤジさん、おまけしてくれました。ありがとう。
懐かしのピンボールゲーム。
安かったですが、長〜く楽しめました。
祭りといえば、サメ釣りでしょうか?
残念ながら、大物(大きな景品)はゲットできませんでした。
盆踊り
祭りの醍醐味、盆踊りも一宮総合駅の前、銀座通りで開催されます。
開催時間が近づくにつれ、浴衣を着た紳士淑女が集まってきました。
コスプレパレードがある?
なんと、一宮七夕まつりではコスプレパレードも開催されます。
このイベントは毎年開催されており、年々コスプレイヤーが増えている気がしました。
繊維の街、一宮だからこそのイベントといえるのではないでしょうか。
人出は多い?
境内、商店街、どこも人・人・人でした。
人が多いのは覚悟して行ってください(笑)
真清田神社前の大通りもご覧のとおり。
人の熱気が伝わってきます。
駐車場はある?
一宮総合駅、真澄田神社の周辺にコインパーキングがありますが、祭り当日は混雑して駐車できない可能性が高いです。
できれば、公共交通機関で行くことをおすすめします。
一宮市民会館を無料開放してシャトルバスを運行することもありますが、開催日が近くならないとくわしくは分かりません。
まとめ:暑いけど気分が上がるお祭りです
暑いし人も多いですから、遊びに行くのに抵抗を感じる人もいるかもしれません。
しかし、七夕飾りは一見の価値がありますよ。
真清田神社境内は人がものすごいですが、本町商店街は比較的空いた店もあります。
冷たいものを食べながら、マイペースに楽しんでみてはいかがでしょうか?